2016年11月30日

熱中症・インフル、音で警新保晶子告 リズム時計が

終局後のミニ・インタビュー(午後9時20分ごろ) 対局の生中継はこちら 〈羽生挑戦者〉 ――今回は矢倉という戦型だったのですが、予定どおりの戦型選択だったのでしょうか? 「ああ、まあ、そうですね. 一応. やろうと思ってました」 ――後手の森内さんの方が△3三桂という対抗策で、それほど実戦例が多くない作戦. その手とその後の展開については? 「そうですねえ. まあ、あの~. 先手でも後手でも一応やったことはある形ではあるんですけど. ただ、久しぶりにこの形になったんで、まあ、いろいろ思い出しながら. 指していた、というところですねえ. 攻めが細いところがあるんで. あの、よく分からなかったです」 ――中盤で、総攻撃という形だったんですが. ▲1五香という手が決断の一手だったのではないか、と思うんですが. そのあたりの攻めの構図は? 「う~ん. そんなに成算があったわけでは無いんですが. ただ、まあ、収まっちゃうとハッキリ悪いんで. まあ、しょうがないかなあ、と思っていたんですが. う~ん、ちょっと切れっぽいかなあ、と思ったんですが」 ――その後、攻めている時間が長かったと思うんですが、どのあたりで、優勢を意識されましたでしょうか? 「いや~. そうですねえ. いや、常に入玉含みの形があるんで. う~ん、いや~、ずっとハッキリしない、と思ってました、ハイ」 ――そうしますと、勝ちだと思われましたのは、結構、最後の方? 「そうですねえ. まあ、あの~. 最後の方ですねえ」 ――具体的に、どの手が? 「まあ、▲6五角で. ▲6五角」 ――この勝ちで、2勝2敗のタイということで. その感想と、今後の抱負をお願いします. 「ええ、そうですね. まあ、あの、変わらずに、次も、全力を尽くしていけたら、と思います」 〈森内名人〉 ――それでは、森内名人にお尋ねします. 「はい」 ――本局は相矢倉. 予定の作戦? 「あっ. そうですねえ. 相手に追随して、指していくということで」 ――△3三桂というのが作戦の岐路だったかと思うんですが? 「そうですねえ. まあ、どうなるのかな、と思っていたんですが. まあ、自玉が薄くなるんですが、攻めてもらって... 」 ――その後、受けに回る時間が長かったと思うんですが. そのあたりの成算と言いますか. どういう気持ちで指し続けていたんでしょうか? 「そうですね. 今朝、ちょっと、でも、軽率な手があって. 午前中に悪くしたと思いましたね. △3三金寄とか、あの辺りはマズかったような気がします」 ――その後、いったんマズくしたかな、とお感じになった後、どういう方針というか? 「急所を攻められる形になってしまったんで、それからは観念してましたね」 ――チャンスが来たかな、とか、そういうことは? 「玉が一瞬、相手の攻めから遠くなったんで、何か無いかな? とは思ったんですけど. ただ、まあ. 駒損が大きいですから」 ――やはり、相手の攻めが厳しかったな、という印象? 「そうですね. 2筋、3筋から、こちらの弱点を攻められてしまったんで. 筋に入った形で、がんばれなかったですね」 ――これで2勝2敗という結果になったんですが、心境と、今後の抱負をお願いします. 「また、仕切直しで、がんばりたいと思います」 ――すいません、一点. △3三金寄では、どう指せば? 「△3四金の方が... 」 (佐藤圭司) ■挑戦者勝ち、タイに(午後9時15分) 午後9時15分、143手までで森内名人が投了. 両者2勝2敗となった. ■軽食は和洋対決(午後6時) 午後6時、羽生挑戦者が105手目、▲5三歩と指したところで30分間の休憩に入った. 注文された軽食は、森内俊之名人がサンドイッチとダージリンのストレートティー. 羽生善治挑戦者がおにぎりとオレンジジュース. サンドイッチは2種類で、静岡の「いきいき鶏」とチーズ、トマトやナスのイタリア風炒め煮「カポナータ」のバゲットサンド. フライドポテトとサラダが添えられており、なかなかのボリュームだ. おにぎりは、梅とおかか、サケの3種類. 青のりしんじょうと梅そうめん、じゅんさい、芽ネギの入ったお吸い物に、ナスとニンジン、キュウリのつけものがつく. こちらもおなかにたまりそう. 撮影した同僚は「森内名人はやはり肉食系ですね. サンドイッチは気分転換にもなりそうです. 羽生挑戦者はご飯で腹に力をつけようとの意気込みを感じます」とコメントした. (小川雪) ◇ 朝日新聞デジタル有料会員は、将棋のトップページ(http://grimacchanmi.seesaa.net/shougi/)から、棋譜中継と「ニコニコ生放送」の生中継をご覧になれます. また、対局の模様は有料の名人戦速報サイト(http://www.meijinsen.jp/)でも速報しています. ■貴重な色紙(午後4時50分) 対局場となった料亭・浮月楼の久保田隆社長が昨夜、貴重な資料を探し出してくれた. 古い色紙だ. そこには「決断 十段 加藤一二三」「七段 米長邦雄」などの寄せ書きが. 立会人の青野照市九段は「1969年ごろのものでは」. 丸田祐三八段、広津久雄八段の署名、「柳」の字の下に「歩兵」と「と金」に手足をつけて蛙(かえる)に見立てた高柳敏夫八段(いずれも当時)の「柳の下に蛙」の軽妙な書も. 色紙は対局室のある明輝館の1階廊下に飾られている. 辺りにはお香のいいにおい. 京都の老舗(しにせ)のお香だ. 昨日は初手観戦などで人の出入りが多かったため、あまり感じられなかったが、きょうは落ち着いた空気に、香りがやわらかな趣を添える. (小川雪) ■歴史を刻む盤と駒(午後4時15分) 今回の対局で使われている将棋盤と駒、駒台を提供したのは、日本将棋連盟非常勤理事で、浜松市在住の渥美雅之さん(78). 静岡県内でドラッグストアチェーンを展開する杏林堂薬局の会長だ. 透明感のある美しい駒は、名工として名高い宮松影水作の盛上駒. 材は最高級の御蔵島(みくらじま)の柘植(つげ)だ. 故・板谷進九段の紹介で、1972年に作ってもらった. 黄金を思わせる色みの日向産のカヤの盤も、材木を選ぶところから始めたこだわりの品. 昨年、初めて表面に削りを入れた. 盤を入れる箱のふたの裏には、72年の第13期王位戦第4局の対局記念にと、大山康晴名人の「忍」の書がしたためられている. 盤も駒も、もっぱらタイトル戦に提供しているため、使われるのは年に1、2回. 名人戦では昨年、浜松市での第2局で使われた. 渥美さんは「名人戦にふさわしい風格が出てきました」と満足げ. 数々の名勝負を刻んできた盤と駒は、今局、どんな美しい局面を私たちに見せてくれるだろう. (小川雪) ■挑戦者がリード(午後4時) 先手の挑戦者は、後手が打った2三の桂を標的にして攻めている. 後手は突破されないよう、防戦に懸命だ. 立会人の青野照市九段は、挑戦者の攻めが続きそうだとみている. 「名人が我慢を重ねているが、受けの網が破れている. 名人がかなり苦しいと言えるでしょう. 83手目▲2六桂が絶好の一手でした」と話す. 守勢に立たされた名人から、現状を打破するような手は飛び出すだろうか. (村瀬信也) ■おやつはフルーツ盛り合わせ(午後3時) 両対局者におやつが供された. 2人とも、フルーツ盛り合わせ(マスクメロン、イチゴ、キウイ、オレンジ、グレープフルーツ). 羽生挑戦者はホットレモンティーも注文した. 森内名人はフルーツ盛り合わせのみだ. (佐藤圭司) ■心づくしの花(午後1時半) 午後1時半、対局が再開された. 森内俊之名人はすぐには指さず、考え込んでいる. 床の間には、掛け軸のほか花も生けられ、熱戦が続く対局室に、澄明な空気をもたらす. 初日は、青い実をつけた梅の枝にあじさいと真竹で、初夏の山里の雰囲気に. 2日目の今日は一転、蓮(はす)に白い花菖蒲(しょうぶ)、フトイで水辺のすがすがしい空気を表した. 「少しでも対局者の気分転換になれば」と、浮月楼の担当者. 昼になるにつれてひらき、夕方にはとじる蓮の花は、清らかさを象徴する花とされる. プーマ 特に仏教では、泥の中で清らかな花を咲かせる姿が、仏の智慧(ちえ)や慈悲の象徴とされてきた. 水に浮かぶ蓮のように澄んだ心持ちで、対局者も盤に向かっているのだろうか. (小川雪) ■昼食休憩に(午後0時30分) 75手目、羽生善治挑戦者が3六歩と指し、森内俊之名人が考慮している間の午後0時30分に、昼食休憩に入った. ここまでの消費時間は、森内名人が5時間33分、羽生挑戦者は5時間38分. きょうの昼食は、パスタで対決した昨日とうってかわって、2人とも松花堂弁当に. メニューは以下の通り. ※お造り 本マグロ、タイ、スズキ ※八寸 車えび煎酒焼き、静岡そだちローストビーフ、オクラごまあえ、丸十レモン煮、手繰り湯葉塩昆布あえ、卵焼き ※焼き物 鯛の西京焼き、駿河軍鶏(しゃも)塩麹焼き、酢取りミョウガ、蒸し羊羹 ※煮物 なすの揚げ浸し スナップエンドウ ※揚げ物 桜えびのかき揚げ、青唐 ※食事 ちりめん山椒ご飯 ※碗 ネギとなめこ、麩(ふ)の赤だし 同じメニューといえど、食べるのはそれぞれの部屋で. (小川雪) ■勝負師に贈る言葉(午前10時) 2日目、対局室の床の間の掛け軸が替えられた. やはり徳川慶喜の手になる高さ約2メートルの軸だが、めでたさをことほぐ初日の書と、内容はだいぶ異なる. 萬事莫如花下酔 百年渾似夢中狂 萬事(ばんじ)花下(かか)に酔うに如(し)くは莫(な)く、百年渾(すべ)て夢中に狂(きょう)するに似たり 軸を所有する浮月楼の久保田隆社長によると、「何事も、花の下で酔うにこしたことはない. 人の一生は夢の中で狂うに似たものではないか――」との意味だそうだ. 江戸幕府最後の将軍として激動の幕末を生き、29歳で大政奉還. 息を潜めるような謹慎生活を経て、近代日本の華族として新たな道を生きた慶喜. gragutizni 亡くなったのは1913(大正2)年だった. 生の喜びもかなしみもただ、夢の中で狂うようなもの. どうせ酔うならば、華麗なるも、はかなく散りゆく花の下で. 人生の美しさと、裏表の苦しみとはかなさを達観しているようだ. そして命を削るような対局も、やがては過去へと過ぎゆくもの. 一手に込められた熱も、苦しみも、喜びも、すべては夢の中で狂おしく舞い散る花びらのようなものだろうか. (小川雪) ■封じ手は▲3四歩(午前9時すぎ) 森内俊之名人(41)に羽生善治二冠(41)が挑戦している第70期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の第4局は23日午前9時すぎ、静岡市葵区の浮月楼で再開され、2日目に入った. 羽生挑戦者が封じていた63手目は▲3四歩だった. 以下、△同銀▲1五香と進行している. 本局は同日夜に終局する見込み. (佐藤圭司). リズム時計工業は、熱中症の危険を知らせてくれる携帯型の温湿度計「ライフナビピコ」を27日に売り出す. 気温は1度以内、湿度は3%以内の誤差で測定できる高精度のセンサーを搭載. 例えば気温30度で湿度60%以上になると警報音が鳴る. タテ5cm、ヨコ7.1cm、奥行き2.3cmで、重さは30g. 価格は税込み3150円. 気温と湿度が低くなった場合はインフルエンザ注意の警報も鳴る. 細野豪志原発相は25日の閣議後の記者会見で、内閣府原子力委員会事務局に電力会社員が非常勤職員として採用されていることについて「しかるべき段階でお戻りいただくことを検討している」と述べた. 事務局には電力会社から4人が出向しているが、そうした態勢を見直す考えを示したものだ. 核燃料サイクル政策を議論する原子力委の小委員会で、原発推進側だけを集めた非公開会議が開かれていたのを受けた対応. 細野氏は「マンパワーとして力を借りている面もあるが、国民の皆さんから疑念を持たれることは決して好ましくない」と語った. 非公開会議について細野氏は「小委員会に出る資料が事前に業者に配られていたのは問題」としつつ、「業者の意向で報告書の中身が変わったとか影響されたことはない」と強調. 「(核燃サイクル事業を)実際にやっているのは事業者. やりとりを全部否定すると検討できない. 集まっていただいて意見やデータを集めることはむしろ必要なことだ」と述べ、会議自体は問題ないとの認識を示した.
posted by MiyazakiMichiko at 00:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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